民家日記 半径3メートル以内

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尼寺の古民家
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2015/09/25

古民家リノベーション物件 オープンハウスのご案内

フェイスブック等では告知しておりましたが、オープンハウスのお知らせです。

すいません、明日あさってです!!
(ブログで告知を見落としておりました。。、というのも連休も全てスタッフ総出で作業でした。疲労感たんまり。。)


日時:9/26(土)11-17時 9/27(日)11-16時
場所:奈良県香芝市尼寺

お申し込みは、メールにて

お名前、人数、連絡先 を記入の上ご送付下さい。
折り返し、当日でしたらお電話させていただき、場所をお伝えします

もしくは、当日連絡先0※0-4718-7961 (フジムラ)携帯までどうぞ。(※は8)

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2015/08/24

尼寺の古民家9 定例会に飛び入り参加

民家計画で物件探しから設計、施工までフルバージョンで進めている「尼寺の古民家」リノベーション。

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(今回のキーである蔵。屋根は瓦を取って金属葺きに。新旧のマッチングが面白い)


不動産担当の私は現場が進んでからは足が遠のいていましたが、久しぶりに現場を訪ねました。
たまたまその日お施主さんと設計、施工の定例会。
久しぶりにお施主さんとも挨拶。ちょうどお子さんを連れて来られていて、
物件の案内時にはまだ歩くこともままならなかったのに、
もう立派にしゃべったり、だだこねたり(笑)して、
成長と時間の経過を感じます。去年の6月からのお付き合いですからねえ。

さて、現場はある種のピリピリ感。
やはり相手は古民家。色々な課題に対してひとつひとつクリアしていかなければなりません。
設計者と監督と現場がやりとりして、解決方法を探っています。
普通の家と違って規模が大きいので、ひとつの判断や素材の違いによって、
雰囲気はもちろん金額や工期にまで響いてきます。

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「この壁は左官で。ここから先は塗装で。」
「ここは断熱材を入れて蓋をしよう。」

「Tさん、この面はこういう仕上げになります。黒っぽく仕上げるか、白っぽく仕上げるか、
・・・・な理由ですが、Tさんはいかがですか?」

必ず設計の意図とその効果、それにお施主さんの要望を確認しつつ進めます。
これも考えることが多いので毎回時間が掛かっていますが重要な作業です。

さあ、あと1ヶ月強で完成です。

最終工程では、庭造りや塗装等で民家計画メンバーも総動員でお手伝いの予定。。
・・・ちょっと体鍛えておかなければ。

(ライター フジムラ)



2015/08/04

尼寺の古民家8 ハプニング!

土曜日、朝10時。
もうすでに昼2時ぐらいの暑さになっている。

連日の猛暑。
現場の職人さんは大変だ。

さあ、ミーティングを始めようとした矢先
玄関先でざわざわしている。
「どうしたの?」
「鳴き声がするんです」と指をさす。
虫籠窓の方から確かに聞こえる。
子猫だ。
ガラスが入っている訳ではないので
屋根つたいに親猫が小屋裏に入って出産したのか?!

梯子を持ってきて虫籠窓から覗いてみる。
いない。

回って内部から様子をみる。
天井の方をから聞こえてくる。

天井をめくる算段をしていると
「ここから聞こえてる!」
腰窓の上部だ。

まだヨチヨチ状態の黒い子猫が一匹出てきた。
ミルクを買いに行っている間に、さらにもう一匹。

どうしたことだろうか。
小屋裏で生まれて、2匹が壁に落ちてしまい
親猫に置いていかれたのだろうか。

この猛暑。
翌日は日曜日なので、現場に置いておく事はできない。
親猫が探しに来て連れていったとしても
結局野良猫になるだけだ。


今、2匹はわが家に居る。
明日、健康診断に連れていく予定だ。

                          勘兵衛


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2015/06/30

尼寺の古民家7 蔵



尼寺の古民家には、蔵がある。



蔵があるなんて贅沢な話なのだが
実は最もダメージが大きく
計画時から、「どうするか」が問題であった。

屋根も破損し、壁の土壁も一部が崩れ落ちている。
荷物が満載の時には分かりにくかったが
傾いている。

解体するにも費用がかかるし
「解体」という結論にも無力感を感じる。


活かしてこその民家計画。
解体は回避されたが
施工部隊は、現在、大きな試練に立ち向かっている。

半数の柱下が腐り、17センチ全体に傾いていた。
この17センチをジャッキアップする。
屋根瓦は土と共に下ろしたが
壁にべったりと土が張り付いているので重たいのだ。

皆の努力が
この築100年の建物に新たな時間を与えることになる。

いい仕事をしている。


                             勘兵衛



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2015/06/01

尼寺の古民家6 解体

先週から本格的な工事が始まった。

まずは解体から作業が行われるが
古民家があるような場所は
周辺道路の幅が狭く
またこの物件は隣家のスペースをお借りして
廃材を搬出しなければならないため
なかなか大変なのである。

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しかしその甲斐あって
取り除かれた後に出てくる風景は楽しい。

まるで遺跡のような上の写真は
基礎下の様子。

湿気の多い場所では
土がしっとりしておりカビ臭い。
もちろん土台や柱に虫食いや傷みが発生しやすくなる。

この現場はカラッとしており
そういうところは購入の際のチェックポイントでもある。

ただ柱が垂直に立っていることはほとんどなく
ある程度許容していかなければならない。

この建物では
建具がスムーズに開閉できない症状が出ていた。
調べてみると、柱の何本かが2センチ強沈下していることが判明。
これは何とか矯正したい、ということでジャッキアップが敢行された。
構造材が今のものとは違う太さなので重量が半端ではない。
それもie工房とその仲間たちの手によって無事完了した。

古民家の魅力のひとつは
何と言ってもこの図太い構造材。
解体で新たに日の目を見た梁たちのどれもが
立派で美しい。
彼らをさらに引き立てるのが
これからの私の仕事になる。

楽しみだ。
                                 勘兵衛

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2015/05/04

尼寺の古民家5 自分で塗装をします。続編

ゴールデンウィーク中の3日。
豊原氏とともに尼寺の現場へ。

施主と藤村氏の作業の後を追いかける。

真壁の和室。
明るいイメージの部屋にしようと
土色のじゅらく壁を白い塗り壁に。
その際、柱などの木部も白くするのだが
真っ白にするのではなく
拭き取って元の木肌を透けさせようというもの。

刷毛目など繊細は作業から逃げることができるので
素人も挑戦しやすいのだ。

使用するのは
「木童の和色」という塗料。
今回は白色だが
焼けた古民家や中古住宅の木部と
新しい部分とを調整するのに
ちょうどいい濃いめのカラーが用意されている。

少し粘り気があり
慣れるまで進捗が遅かったが
段々要領を得て、作業を終了。
塗装作業は8割がた完了というところだろうか。

写真にその透けた白色がうまく写っていないのが残念。

  
                              勘兵衛

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2015/04/30

尼寺の古民家4 自分で塗装をします。  古民家 リノベーション DIY 現場情報更新。

先日宅神祭を終えた奈良の古民家リノベーション物件。
工事は5月のGW明けに開始するのですが、
工事しない部分について、さっそく施主のTさん自ら塗装スタートです。

工事現場で施主工事が一番最初は珍しい!!

今回大きな古民家ということも有り、全ての改修は費用的にキビシイ。
というわけで、工事しなくてもいいだろうという部分については、
塗装や左官などできることは自分でしよう!となったのです。
民家計画では多くの現場が施主さんが塗装などして関わります。

Tさん、お仕事が一段落したようでGWが結構長いとのこと(ウラヤマシイ・・・)
自分でできることは早速やりたい!とのことで、
宅神祭の際に打ち合わせと塗装指導、
そして昨日スタートしました。

私も現場に行きお手伝い。午後からお手伝いしたのですが、実は午前は別の現場で塗装のお手伝い。
一体何屋やねん!?と自分でツッコミ入れつつ(まあ自然塗料も売っている不動産屋なんですが、、)
さすがに塗装手伝いのハシゴは始めてです。
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塗る部分を清掃して塗装開始。
最初はぎこちない手付きも慣れてくると素早くなってきます。

さあ、GW中には完成しそうです。この普通の和室がどんな空間になるのか、お楽しみに!

ライター フジムラ


2015/04/25

尼寺の古民家3 宅神祭

晴の良き日に
尼寺の古民家では
宅神祭が取り行なわれた。

地鎮祭の室内バージョンといえば分かりやすい。
我々もそれを「宅神祭」と呼ぶことを、宮司さんから教わった。

中古住宅を扱う民家計画では
やり方はそれぞれだが、このような節目の行事を大事にしている。

工事の安全と実り多き仕事になること
これからここに住まうご家族の幸せを
静かに祈るひとときである。


施主は先行してゴールデンウィークのうちに作業を始める。
民家計画チームも合流してひと汗流す予定だ。

                                勘兵衛


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2015/04/08

尼寺の古民家2

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5月から着工する奈良の古民家は
インターから5分程度のところで
新興住宅街も近くにはあり
決して奥まった不便な場所ではない。

しかしながら周囲は牧歌的な雰囲気に包まれている。

鳥居のむこうに見えるのがその建物。
こんな鎮守の森も自分の庭のように使えるのだ。
鉄棒まであって、子育てするのにはちょうどいい。

日曜日の朝
子供の手を引いて、この小さな鳥居をくぐり
凛とした朝の空気を胸一杯に吸い込む。
素敵な休日が始まりそうな気がする。



民家計画 不動産部が
こんな環境の平屋をあちこちから探し出してくれている。


                             勘兵衛


2015/02/24

尼寺の古民家 1

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1/30のブログで報告の古民家。

長屋門に庭、そして蔵までついている。


盛りだくさんの要素をうまくひとつの流れにまとめて再編集する。

課題もたくさんあるが、楽しみである。


これから設計をまとめて、夏には完成だ。


勘兵衛





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